月の瞳を持つ少女
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「この後、直哉は事故にあったの。」
「…………。じゃあ、」
「そう。私が育てられた日野組の若頭『日野 蓮』によって仕組まれた事故。
彼が直哉を殺させたの。」
「だが、証拠がない」
「……たまたま聞いてしまったの。
若がいってた
『馬鹿な不良ごときが俺の物に手を出すからいけないんだ。
月華の伝説も死ねば塵と同然だな』
って。」
それを聞いて郁弥は手を握る
「許せねぇ。。
直哉は塵なんかじゃねぇ!!!」
声に怒りが込められる