月の瞳を持つ少女







幹部室のドアノブを捻る










少しだけキーッと鳴くドアに少し緊張した











「!!!!!月ちゃん!」








「え!うそ!」








翠と詩乃が慌てたような声を出す







「みんな、慌ててどおしたの?」















私の声にみんなが静まりかえる












一人がけのソファから暖人が無言のまま近づいてきた







その表情は無









私は少しだけ胸がきゅっとなった







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