月の瞳を持つ少女







ふと、暖人の顔を思い出す








怒った顔








だけど、その瞳には心配や不安が渦巻いていた











ズキン










また、私の心が泣いた








「はぁ」












「なにため息ついてんだ」








!!







そこにいたのは暖人だった










「……まだ帰ってなかったの?」








「あ?月は俺に帰ってほしーのか?」









「そんなことは無いけど……。」










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