月の瞳を持つ少女
ブロロロロロロ
清太郎に借りたのは青色のXJ
それを太陽が真上から見つめるなか道路で転がす
姫の家まではバイクで20分ほどのところにあり、ちょうど今着いた
道路端にバイクをとめる
「月、ほんとに来てくれないの?」
「私が行くと余計にややこしくなるから」
「……そんなことないと思うけどな。
じゃあ、姫とはなしてくる。」
「分かった。
姫の家を出る前にこの携帯に電話して」
そう言って黒のスマホを差し出す
「あれ、?月、携帯もってたんだ」