月の瞳を持つ少女
その中のひとりが口を開く
「とりあえず、、座れば?」
メガネをかけたそいつは私を鋭く睨む
(まあ、知らない女が自分たちのテリトリーに入ってるんだ。そりゃ怒るか)
仮にも助けられた身。素直にそいつの言葉通り座ろうとするけど、どこに座れば良いのだろうか
私が動かないのを見かねたのか、赤い頭の大男が口を開く
「ここ…………座って」
三人がけソファに2人ずつ座っていたが、大男が向かい側のソファに行ったため、私はメガネの男と2人で座ることとなった
私が座ったところで一人がけの椅子に座っていた金髪の男が口を開く
「…………気分はどうだ?」