月の瞳を持つ少女
4匹目
暖人side
月が出て行った幹部室には俺と翔馬と立美の3人が残った
「まあ、座れよ」
俺の言葉で翔馬も立美もソファに腰掛けた
まあ、この3人ってなかなかレアだからな
話したいことは山ほどあるけど、
「なあ、立美」
「?」
「月とは、知り合いだったのか?」
「………………」
俺の質問に立美は何かを考えているようだった
「別に、話したくないならh 「昔……」
…………
「昔……、見たことがあるんだ。」
「見たことがある?」
立美に翔馬が問い返す
「ああ。
たぶん、まだ小3とかそれぐらいの時だったと思う……」