彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)



「ふん、常連とまではいかん。季節の折には、たずねているぐらいだ。」



鼻を鳴らしながら、クールにそっけなく答えるのが獅子島伊織さん。

初代龍星軍の副総長で、瑞希お兄ちゃんの親友のお兄さん。

現在は大学生・・・それも現役で東大に通う超インテリの頭の言い方です。

ただし、怒らせると大変危険で怖く、大学では一般人に化けているそうです。(バラすと恐ろしいお仕置きがあるみたいなので、これ以上は言えませんが・・・)





「わははははは!よく言うぜ金持ちが!どうすりゃ、そんだけ貯めこめるか知りたいもんだぜ~!!」



そんな仲間の言葉を豪快に笑い飛ばすのが百鬼皇助さん。

初代龍星軍の特攻隊長で、瑞希お兄ちゃんの親友の鬼・・・いえ、お兄さんですね。

整備士をしていて、僕のバイクも彼が作って(!?)くれました。

社会人をちゃんとしてるのかと思えば、合コンあらしや、夜の街に縄張りがあったりで・・・肉食系にして、女癖が悪いそうです。(どちらかといえば、野獣だし・・・)



このメンツで向かうのは、夏の海辺&温泉リゾート!





(私達を待っているのは、サファイアのような海~♪)



だけじゃない!!かもしれないんですよねぇ~♪





「凛、あんまり浮かれて、ケツから落ちるなよー?」

「はぁーい、瑞希お兄ちゃんの後ろから離れませーん♪」





瑞希お兄ちゃんのバイクに乗せてもらえたことも嬉しいけど~





「その様子じゃ、昨日寝てないだろう?今夜は爆睡だな~?」

「いえいえ、そんなぁ♪寝てますよっ~だって~♪」




そうなんです!




「せっかくのお泊りなのに~先に寝ちゃうとか、夜のイベント楽しめませんよー♪」



そうなのですよぉ~♪

お泊りでなんです、今回の旅行は!!



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