星の数の涙
__病院__

「…ちゃ…ん…ゆ…なちゃん…ゆなちゃん!」

あれ?ここは?まだ体が思うように動かない。。

「目を覚ましたのね!」

「あれ?お母さん?どうしてここにいるの?ここどこ?」

「病院よ!ゆなちゃん倒れたのよ!」

えっ?そーいえば少し頭が痛いような。。倒れた時に打ったのかな?

コンコン

「はいーどうぞー」

ガラッ

「ゆなちゃんこんにちは。」

なんか顔はいいんだけどなんかふにゃりとした感じの人だな。
白衣着こなしてるし。。

「こんにちは。」

「ゆなちゃんの担当医をさせてもらった一ノ瀬です。少しお2人に聞いてもらいたい話があります。」

「検査をもう少し詳しくしたいので、そーですね。2日くらい入院してもらってもいいですか?」

「えっ?何かゆなちゃんにあったんですか?」

「いえ。そこまではわかりません。ただこの時期は熱中症の症状と似た病気の方が増えていて安静にしてもらったりとか色々するだけです。」

「ですが、まだその病気とは限りませんのでご心配なさらないで下さい。」

「わかりました。宜しくお願いします先生。」

「ゆなちゃんもいいかな?」

「はい。」

「では、お母さん。ゆなちゃんの2日分のきがえなど持ってきてもらってもいいですか?」

「はい。」

「お願いします。では失礼します。」

「ゆなちゃん。安心してちょうだい
ね?きっと大丈夫よ。」
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