DV彼氏
「可愛くないし」

私は、恥ずかしくて多分顔が赤い。

「まぁ、ええわ」

「うん」

私こんなに、男から言われて

女の子になったのは、始めてて

どうして良いか分からなくなった。

「てかや、あの二人良い感じやな」

又龍太は、私に話かけてきた。

「うん」

「てか、お前女やのに、酒強いな」

「お前って誰にゆうてん?ちゃんと名前有ります。由奈、由〜奈っ」

「分かった分かった」

と言って龍太が笑った。

私は、その龍太の笑顔を見て

ドキッとしてしまった。

なんなんだろう?

この気持ちわ…

何だか恥ずかしくて言葉も出ない。

私は、自分で言うのは変だけど

昔からもてていた。

だから、男何かに興味無かった。

むしろ、男が寄ってきてたから

うざくて、仕方なかった。

だから、龍太に対する気持ちが

何だかよく分からなかった。
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