掴んではいけない眩しすぎる光
「だからパパは、いつも言ってるだろ？
将来結婚する人以外の男には会うつもりはない。」


ほらね？言うと思った


「だからね、そのね、結婚する人を紹介したいの！！」

涙が溢れた。

ごめんなさぃごめんなさぃ




本当はこんなはずじゃなかった

18の誕生日は車校の合宿先で迎えた

少しでも早く免許をとって

もっといろんなところへ

終電にとらわれずもっとたくさんの時間を遊

びに継ぎ足したかったからだ



18になったら免許をとって今までのバイトを

やめ正社員になり、仕事も遊びも充実させようと

自分なりの未来設計もしていた


だから免許をとり

すぐにいろんな求人先に電話をかけ

通信制高校に行きながらでも正社員になれる

仕事先を探した

案外すぐに決まった仕事先は

脱毛エステでのお仕事だった


私は美容系だ働きたかったため、すごく自分

なりに満足だった

中学3年の時から始めたキャバクラのバイトを

やめ


仕事が決まったことをママに報告した







< 4 / 5 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop