Darling person.

「まずこのきったない教室からあかんし。美冬ちゃんの良い匂いが消えるやろぉ?どう責任とってくれるん?
タバコも美冬ちゃんが副流煙で体悪くしたらどうしてくれんの臓器売らして金巻き上げるで?無理矢理臓器出してあげるから大丈夫安心して。
それに昨日もやけど美冬ちゃんをエロい目で見てくる人いるやろう?目ん玉穿り出すで?言っとくけど本気やからね。
折りたたみナイフもペンチもスタンガンも釘もトンカチもあるからね。いつでもしてあげられるから。」


徐々に顔を真っ青にしていったクラスの人達は、最後に円状スタンガンをバチバチっとさせた聖歌に、一斉に動き出した。


「聖歌、そのスタンガンどーしたん?」

「あっこれぇ?えへへっ 近寄ってくる人達消すために
お小遣いずーっと貯めてこないだ買ったのぉ」

「どこで?」

「闇市のとこのぉ外人さんが出入りしてるところぉ」


ヤバイとこやん、闇市で外人さんが出入りしてるとこは。
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