Darling person.

「青嵐受けんかったんか?」

「俺の親友も受けるゆーとったし、青嵐受けよーと思っとってんけどな」

「親友は青嵐行ったんか?」

「行った行った。首席なんやで、凄いやろ?」


笑顔で誇らしげに言う善は余程その親友が大好きらしい。


「……親がうっさいねん。んで、勝手に学校に話しつけて、寄付金で入学。」

「そんでも来てて凄いやんけ」


そう言えば善は苦笑いで頭をガシガシと掻く
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