Darling person.

淡々と話すあたしに聖歌は何かを感じ取ったのか深くはなにも聞いてこなかったけど、それでも、


「美冬ちゃんこそぴったりぃ
冬みたいに白くてどこか儚くて、雪みたいにすぐ消えちゃいそう。」

「………消えちゃいそうって、なんよそれぇ」


そう言って笑うあたしに、聖歌はいつもみたいに可愛らしく笑った。


それからは、なんとゆーか、戦場?だった。

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