Darling person.
「美冬ちゃん〜っ、白菜切れへん〜っ」
「え?って何その持ち方っ!?危ないって!」
「玉ねぎやだあっ!目いたぁいっ!」
「あたしが切ってんのに?ってあーもうっ、そんな近くで見てるからやん!てか危ないから離れて!?」
「ぎゃあっ!お肉無理ぃ!気持ち悪いぃっ!」
「袋の上からでもあかんの?ってああっ、ちょっ、ひっくり返るやん!」
「美冬ちゃあん、皮小さくて入らへん〜」
「それはタネが多過ぎるんやて。そんな多かったらそら入らんわな。もう一枚上から重ねい」
「熱っ!油飛んだぁっ!」
「蓋開けたらアカンやん!そら油飛ぶわ!はよ蓋戻しぃ!」
「怖いぃ〜っ!!」
聖歌は、なんというか、はちゃめちゃ。
でも、
「ぷっ あはははっ 聖歌、なんでほっぺたに白菜ついてんのぉ?あははっ」
すごい楽しい。
3品くらい作れた時、ガチャっとドアの開く音がして、聖歌のお兄さんが帰って来たっぽい。