【【贅沢な片思い】】ヤツの所には行かせない!
「総ガラス張りの外観は、あのままがいいね。愛する2人のウェディングには〜こ〜透明感がないと。道行く人にも立ち止まって祝ってもらえるようにね、パチパチってやりたいから。世間に丸見えのウェディングの方が開放感があるだろ?知らない人にも堂々と『私たち結婚します』『幸せです』と言えるようなっ」
梨田のトロンとした瞳が芽衣を見た。
「そんなさぁあ、ウェディングが最高だと思わない?」
思わず、梨田の語るウェディングを想像していた。
見知らぬカップルの開放感あふれるレストランウェディングの風景。確かにそんなウェディングは、夢があり見てみたい気がする。
ガラスの階段にガラスの靴。
「まるで花嫁はシンデレラみたいね」
お城で大勢の人から祝福される結婚式。王子様とシンデレラみたいな。
「おっ、さすがだね〜、まさに俺が目指してるのは『シンデレラウェディングが出来るレストラン』なんだよなぁ」
シンデレラウェディング…。
仕事の話を酔いながら、少しフラフラしながらも饒舌に語る梨田を芽衣は不思議な気持ちで眺めた。
「シンデレラと言えば階段、だろ? 」
スマホの画面を芽衣に見せて来る梨田。
「だから、俺はとことん階段にはこだわりたい。こんな感じもいーし」
いつしか芽衣は、ベッドの端に座る梨田の隣に腰掛け梨田が次々見せてくる内装のモデル写真に見入っていた。
梨田のトロンとした瞳が芽衣を見た。
「そんなさぁあ、ウェディングが最高だと思わない?」
思わず、梨田の語るウェディングを想像していた。
見知らぬカップルの開放感あふれるレストランウェディングの風景。確かにそんなウェディングは、夢があり見てみたい気がする。
ガラスの階段にガラスの靴。
「まるで花嫁はシンデレラみたいね」
お城で大勢の人から祝福される結婚式。王子様とシンデレラみたいな。
「おっ、さすがだね〜、まさに俺が目指してるのは『シンデレラウェディングが出来るレストラン』なんだよなぁ」
シンデレラウェディング…。
仕事の話を酔いながら、少しフラフラしながらも饒舌に語る梨田を芽衣は不思議な気持ちで眺めた。
「シンデレラと言えば階段、だろ? 」
スマホの画面を芽衣に見せて来る梨田。
「だから、俺はとことん階段にはこだわりたい。こんな感じもいーし」
いつしか芽衣は、ベッドの端に座る梨田の隣に腰掛け梨田が次々見せてくる内装のモデル写真に見入っていた。