ただあなたを…愛しています。
俺やっぱり、のんちゃんのこと…。

俺が、付き合いはじめて、2週間。

あの日から佐原と登下校する事になった。


「間宮せーんぱいっ!お昼食べましょっ!」


お昼になると教室にきて俺を呼ぶ。


わざわざそんな、
みんなに聞こえる声で言わなくても、
と思うが何も言わず屋上へ行った。


「ねぇねぇ先輩っ!今日っ」



ばーんッ

突然屋上の扉が勢い良く開かれた。

何だ?喧嘩とかするのか?と思ってそっちを見ないでおこうとした時だった、



「っや、やめてくださいっ!!」



「ねぇ羽山さん!ね?俺と付き合お?」


 
< 86 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop