さよならの後。
こ、これでいいの?


苦笑いしていると、陸が肩に手を置いて、


「凛。こいつな、点数だけはめっちゃいいんだよ。」


えー。そういう感じの人なの?


「まぁ、留年しない程度に授業受けるよ。」


いわゆる天才ってやつだ・・・。


『そ、そろそろ入学式始まるんじゃない??


い、行こっ!』


周り誰もいなくなってるし!!


4人で慌てて体育館に入っていくと、


椅子がきれいに並べられていて。


「あそこ4つ空いてるから座ろ!」


一番後ろの席を指さして小走りで行ってしまった。


元気だなぁ・・・・。
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