短編小説 イカサマゲーム (毎週月曜日配信)
第二章~デートしつつの探り~
二人を乗せたタクシーは瑞乃の家に到着した。
瑞希はまだショートしたままだ。
瑞乃はまた、彼をおぶって家に入り、ベッドに寝かせる。すると、瑞乃はニコッと笑う。彼女はこう思った。
『瑞希君の寝顔可愛い…!でも、少し心配だなぁ…』
瑞乃は急いで片付けをして、水とタオルを準備し、瑞希のおでこにタオルをおいてあげた。寝室から出るとき彼女こういった。
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