ただ、君の隣にいたいだけ。

彼氏彼女ではないってこと?



「叶ちゃんはずっと真白ちゃんの事が好きだったんだろうね…あの頃から」





思い出すように窓の外を見つめてた。




「私は叶斗が好きだったから、弱味につけ込んだの…あの子の変わりでもいいから私を抱いてって…」





叶ちゃんは最初は拒否したらしい。



「でも人にはね、限界があるの。それが崩れた瞬間私を見てくれた気がした。」
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