ただ、君の隣にいたいだけ。

「……真白」



他愛のない話をしていると、急に叶ちゃんが真面目モード。




「真白、話したい事は?」




「なにそれ〜今話してるじゃん」



なんか今、そういうの聞かれるとダメ。




「あんだろ…言いたい事。
何年一緒にいると思ってんだよ…バレバレ」




頭を撫でられた瞬間視界が滲んでいくのが分かった。
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