ただ、君の隣にいたいだけ。

「つか、その先輩呼びやめね?名前で呼んで」



少しずつ顔が近づいてくる


デジャヴ?



「…達哉」



そして唇が重なった。



彩が名前呼びしてて良かった。



聞かなくても分かっちゃったし。



唇を離しては角度を変えて何度も重なる。



「…っん」



それは、長かったり。短かったり。



さっきより唇が強く重なると舌が入ってきた。




「…んぁっ……んっ」



口の端に少し唾液がつく。



なんか、気持ち悪。
< 25 / 165 >

この作品をシェア

pagetop