俺と結婚してくれないか
37
「お世話になりました!ママ!今度GWに戻ってくるからねー!行ってきます!」
優香はニカッと笑い、車の助手席に乗り込んだ。
私と優美が手を振り見送った。
夫が運転する車が見えなくなり一息つくと
「ねえ、ママ。買い物行かない?」
「ねえ、ママこの服どお?」
そう言って優美が手にした服は、淡い黄色でシックなデザインのブラウスだった。
「可愛いけど…どうしたの?いつもと系統が……」
言いかけた所で優美はそのブラウスを私の胸の前にかざした。
「うんうん!似合うよ!これにしよう!」
「え!?ちょっとどういう事!?」
私の言葉を聞いてか聞かずか、優美はそのブラウスとネイビーのタイトスカートを持って会計しに行ってしまった。
ニケッとしながら帰ってきて
「ねえ、ママ喉乾いたー!」
子供の時のように言う優美に根負けし、カフェに入った。
「ねえママさあ、スタイル良いし綺麗だしまだ37でしょ?オシャレしようよ。」
優美はストローでカフェオレをかき混ぜながら言った。
「ずっと優香と話してたんだよねー!パパ来週誕生日じゃん。だからママにオシャレさせようと思ってさー。」
「え?パパの誕生日なのに私?」
「ねえママ?」
「ん?」
「ママってさ、パパの事大好きだよね。」
「そりゃあ大好きだよー!パパは昔から誰よりもかっこいいんだよ。」
「うんうん!じゃあパパとデートは?」
「え!?無理だよ!!パパが来てくれるわけないし!!」
「大丈夫だよママ、ママは可愛いから。」
「でも……」
「それに、これから2人暮らしになるんだよ?」
「そうだけど……」
「ママ、ちょっとだけ勇気出してみよ。大丈夫、ママ可愛いから。」
「……優美…。」
「もしダメだったとしてもさ。私も優香もママとパパの子供に変わりないし、それはそれで次どうするか一緒に考えよ?」
「優美…凄いね、もう大人になっちゃったね。」
「そんなのママとパパのお陰なんだから!」
優香はニカッと笑い、車の助手席に乗り込んだ。
私と優美が手を振り見送った。
夫が運転する車が見えなくなり一息つくと
「ねえ、ママ。買い物行かない?」
「ねえ、ママこの服どお?」
そう言って優美が手にした服は、淡い黄色でシックなデザインのブラウスだった。
「可愛いけど…どうしたの?いつもと系統が……」
言いかけた所で優美はそのブラウスを私の胸の前にかざした。
「うんうん!似合うよ!これにしよう!」
「え!?ちょっとどういう事!?」
私の言葉を聞いてか聞かずか、優美はそのブラウスとネイビーのタイトスカートを持って会計しに行ってしまった。
ニケッとしながら帰ってきて
「ねえ、ママ喉乾いたー!」
子供の時のように言う優美に根負けし、カフェに入った。
「ねえママさあ、スタイル良いし綺麗だしまだ37でしょ?オシャレしようよ。」
優美はストローでカフェオレをかき混ぜながら言った。
「ずっと優香と話してたんだよねー!パパ来週誕生日じゃん。だからママにオシャレさせようと思ってさー。」
「え?パパの誕生日なのに私?」
「ねえママ?」
「ん?」
「ママってさ、パパの事大好きだよね。」
「そりゃあ大好きだよー!パパは昔から誰よりもかっこいいんだよ。」
「うんうん!じゃあパパとデートは?」
「え!?無理だよ!!パパが来てくれるわけないし!!」
「大丈夫だよママ、ママは可愛いから。」
「でも……」
「それに、これから2人暮らしになるんだよ?」
「そうだけど……」
「ママ、ちょっとだけ勇気出してみよ。大丈夫、ママ可愛いから。」
「……優美…。」
「もしダメだったとしてもさ。私も優香もママとパパの子供に変わりないし、それはそれで次どうするか一緒に考えよ?」
「優美…凄いね、もう大人になっちゃったね。」
「そんなのママとパパのお陰なんだから!」