【短編】雨と先輩
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「今日は晴れたね」
委員会の作業中。
クラスメイトの近藤さんと一緒に作業。
「そうね」
近藤さんとは話したことがあまりないけど、もう少し反応してくれないと作業もやりにくい。
「梅雨の晴れ間っていいよね!」
めげずに話しかけるが今度はついに返事がない。
たぶんあたしと近藤さんは正反対だ。
近藤さんは普段から教室でも物静かであまり声を聞いたこともなかった。
「早く終わらせたいから話さないでもらえる?」
と終止符を打たれてしまった。
あたしは、話しながらやったほうが捗るのになぁーと思うが、彼女はどうやら違うらしい。
「なにか用事でもあるの?」
それでも構わず話しかけてしまうのがあたしだったりする。
「人をまたせてるから」
迷惑そうな顔をしながらも答えてくれる近藤さんはたぶんいい人だ。
「今日は晴れたね」
委員会の作業中。
クラスメイトの近藤さんと一緒に作業。
「そうね」
近藤さんとは話したことがあまりないけど、もう少し反応してくれないと作業もやりにくい。
「梅雨の晴れ間っていいよね!」
めげずに話しかけるが今度はついに返事がない。
たぶんあたしと近藤さんは正反対だ。
近藤さんは普段から教室でも物静かであまり声を聞いたこともなかった。
「早く終わらせたいから話さないでもらえる?」
と終止符を打たれてしまった。
あたしは、話しながらやったほうが捗るのになぁーと思うが、彼女はどうやら違うらしい。
「なにか用事でもあるの?」
それでも構わず話しかけてしまうのがあたしだったりする。
「人をまたせてるから」
迷惑そうな顔をしながらも答えてくれる近藤さんはたぶんいい人だ。