妹の恋人[完]
カナコはハナちゃんにキーホルダーを買っていた。
俺も高橋さんに温泉まんじゅうと小さな石のついた携帯ストラップを。
「おにいちゃん、お揃いで買えば?」
同じ色の石で、ストラップの革部分が違う色のものをカナコが持ってきた。
おそろいか・・・。
「ほら、革の色も違うし、石の付いている形も違うし、ぱっと見お揃いに見えないよ?」
二つを並べて初めておそろいってわかるほど違う二つのストラップ。
これなら、恥ずかしくないかな。
「ちょっと買ってくるよ」
会計を済ませ、手にしたお土産。なんだかくすぐったい。
その後もカナコと一通りお店おをみて、どうしても欲しい!というなんだかへんてこなぬいぐるみを買わされ旅館へ戻ると父さんと母さんがお風呂上りにビールを飲んでいた。
「わー!二人だけずるい!」
夕飯は部屋食ということで、すでに準備がされていて、俺たちの帰ってくるのを待っていたらしく。
待ちきれなくて漬物をつまみながらビールを飲んでいたらしい。
「やっと帰ってきた!」
ほんのり頬が赤い母さん。温泉で暖まったからなのか、お酒の力なのか。
俺も高橋さんに温泉まんじゅうと小さな石のついた携帯ストラップを。
「おにいちゃん、お揃いで買えば?」
同じ色の石で、ストラップの革部分が違う色のものをカナコが持ってきた。
おそろいか・・・。
「ほら、革の色も違うし、石の付いている形も違うし、ぱっと見お揃いに見えないよ?」
二つを並べて初めておそろいってわかるほど違う二つのストラップ。
これなら、恥ずかしくないかな。
「ちょっと買ってくるよ」
会計を済ませ、手にしたお土産。なんだかくすぐったい。
その後もカナコと一通りお店おをみて、どうしても欲しい!というなんだかへんてこなぬいぐるみを買わされ旅館へ戻ると父さんと母さんがお風呂上りにビールを飲んでいた。
「わー!二人だけずるい!」
夕飯は部屋食ということで、すでに準備がされていて、俺たちの帰ってくるのを待っていたらしく。
待ちきれなくて漬物をつまみながらビールを飲んでいたらしい。
「やっと帰ってきた!」
ほんのり頬が赤い母さん。温泉で暖まったからなのか、お酒の力なのか。