妹の恋人[完]
それから数日後、いよいよ合格発表の日。
朝から落ち着かない母さんとカナコにいってきますを言うと、ひとりでバスと電車を乗り継いで大学へと向かう。
門の前には沢山の人がいて、受験した生徒だけじゃなくその親だったりサークルの勧誘に来ている大学生だったりでごちゃごちゃしていた。
掲示板のある場所まで行くと、掲示されるまであと5分くらいあったようで、なんだか落ち着かずにどきどきしていて。
皆がざわざわしだしたと思ったら、職員らしき人が掲示板のところへ来て合格者の番号を張り付けて行った。
手元の受験番号を何度も確認し、よし!と気合を入れて自分の番号を探す。
周りの知らない人たちが合格した喜びの声や、鳴き声を出している中。
一人で来た事をちょっとだけ公開しつつ、自分の番号を探す。
「あ・・・」
朝から落ち着かない母さんとカナコにいってきますを言うと、ひとりでバスと電車を乗り継いで大学へと向かう。
門の前には沢山の人がいて、受験した生徒だけじゃなくその親だったりサークルの勧誘に来ている大学生だったりでごちゃごちゃしていた。
掲示板のある場所まで行くと、掲示されるまであと5分くらいあったようで、なんだか落ち着かずにどきどきしていて。
皆がざわざわしだしたと思ったら、職員らしき人が掲示板のところへ来て合格者の番号を張り付けて行った。
手元の受験番号を何度も確認し、よし!と気合を入れて自分の番号を探す。
周りの知らない人たちが合格した喜びの声や、鳴き声を出している中。
一人で来た事をちょっとだけ公開しつつ、自分の番号を探す。
「あ・・・」