妹の恋人[完]
「私、一人暮らしするこにしたの」
進学先の大学は家から通うこともできる距離だったけど、電車を乗り継いで1時間かかるところで。
「帰宅時間も遅くなるし、朝早いのも辛いし・・・受験する前から考えていたんだけどね」
先日、ご両親とともにアパートを探しに言ってきて、セキュリティもしっかりしていて大学からも近い、いい場所を見つけたという。
「そっか・・・」
事前に相談してくれなかったことを少しだけさみしく思いながらも、彼女が決めたことだし何も言えないでいた。
「それでね、来週末に引っ越しをすることになってね」
生活用品は今実家で使っているものをほとんど持っていくので大きな買い物はないけど、細かい雑貨を買いに行きたいという高橋さん。
「もし、時間があったら少し買い物に付き合ってほしくて」
どうかなぁ?とコーヒーカップに手をかけながら、俺に問いかけてくる。
「ん、駅前で済ませられるのならいいよ。実は16時からバイトの面接なんだ」
駅裏にある焼き肉店でバイトをしようかと思うことを伝えると、頑張ってねと笑う高橋さん。
「絶対に食べに行くね」
進学先の大学は家から通うこともできる距離だったけど、電車を乗り継いで1時間かかるところで。
「帰宅時間も遅くなるし、朝早いのも辛いし・・・受験する前から考えていたんだけどね」
先日、ご両親とともにアパートを探しに言ってきて、セキュリティもしっかりしていて大学からも近い、いい場所を見つけたという。
「そっか・・・」
事前に相談してくれなかったことを少しだけさみしく思いながらも、彼女が決めたことだし何も言えないでいた。
「それでね、来週末に引っ越しをすることになってね」
生活用品は今実家で使っているものをほとんど持っていくので大きな買い物はないけど、細かい雑貨を買いに行きたいという高橋さん。
「もし、時間があったら少し買い物に付き合ってほしくて」
どうかなぁ?とコーヒーカップに手をかけながら、俺に問いかけてくる。
「ん、駅前で済ませられるのならいいよ。実は16時からバイトの面接なんだ」
駅裏にある焼き肉店でバイトをしようかと思うことを伝えると、頑張ってねと笑う高橋さん。
「絶対に食べに行くね」