妹の恋人[完]
行きと同じで駅を通って駅前に出て、高橋さんと一緒に行った雑貨屋へ行く。
ざっと店内を見て回り、やはり最初に決めたフォトフレームにしようとレジへ持っていくと、会計をしてくれたのはさっき高橋さんと来た時と同じ女の子で。
「ふふっ」
俺の選んだフォトフレームを見て笑う店員さん。
「え?」
なんか俺、変な事したんだろうか?なぜ店員さんに笑われたのかわからなくて、レジの彼女を見てしまった。
「あ、ごめんなさい。先ほど彼女さんも同じものを購入されたんですよ」
内緒だったかしら?なんて笑いながら、かわいくラッピングをしてくれる彼女。
どうして覚えているのか聞いてみると、どうやら高橋さんは俺と別れた後バスを乗り換えて再びこのお店へ来たらしくて。
俺がこのフォトフレームを見ていたことに気が付いていて、わざわざプレゼント用にラッピングしてほしいと言ったらしい。
「すごく可愛らしい方で、覚えていたんです」
嬉しそうにラッピングされたフォトフレームを抱えて、飛び跳ねているんじゃないかと思うくらいに浮かれて帰宅したという高橋さん。
そしたらすぐ後に俺が再び来て同じものをプレゼントにラッピングしてほしいというから、おかしかったらしくて。
ざっと店内を見て回り、やはり最初に決めたフォトフレームにしようとレジへ持っていくと、会計をしてくれたのはさっき高橋さんと来た時と同じ女の子で。
「ふふっ」
俺の選んだフォトフレームを見て笑う店員さん。
「え?」
なんか俺、変な事したんだろうか?なぜ店員さんに笑われたのかわからなくて、レジの彼女を見てしまった。
「あ、ごめんなさい。先ほど彼女さんも同じものを購入されたんですよ」
内緒だったかしら?なんて笑いながら、かわいくラッピングをしてくれる彼女。
どうして覚えているのか聞いてみると、どうやら高橋さんは俺と別れた後バスを乗り換えて再びこのお店へ来たらしくて。
俺がこのフォトフレームを見ていたことに気が付いていて、わざわざプレゼント用にラッピングしてほしいと言ったらしい。
「すごく可愛らしい方で、覚えていたんです」
嬉しそうにラッピングされたフォトフレームを抱えて、飛び跳ねているんじゃないかと思うくらいに浮かれて帰宅したという高橋さん。
そしたらすぐ後に俺が再び来て同じものをプレゼントにラッピングしてほしいというから、おかしかったらしくて。