妹の恋人[完]
「私もハナちゃんも部活でなかなか時間が合わなくてねー」
カナコは学校の部活以外にスイミングスクールへも通っているので、友達と遊ぶ時間がすごく少ないんだと母さんが話してくれた。
「そっか、カナコはがんばるなぁ」
俺もバスケットをやっていた時は、友達と遊ぶ時間を作らずにボールばかり追いかけていたっけ。
辞めてからは勉強ばかりだったしなぁ。
高校生の間に、いろんなことをして遊ばなかった分、これから楽しもうと思う。
「それじゃ、おやすみなさい!」
教科書を大事そうに抱えて、カナコが階段を上って行ったのを見て、俺も部屋へ戻ることにした。
「おやすみなさい」
リビングで今日も残業で遅い父さんの帰りを待っている母さんにおやすみを言ってから部屋へ戻る。
机の上に置いたままになっていた携帯が、メールを受信していることを光って知らせていた。
携帯を開いてメールを確認すると相手は高橋さん。
そう言えば、バイトの面接の結果をまだ連絡していなかった。
あわててメールの返信を打つと、しばらくして電話がかかってきた。
カナコは学校の部活以外にスイミングスクールへも通っているので、友達と遊ぶ時間がすごく少ないんだと母さんが話してくれた。
「そっか、カナコはがんばるなぁ」
俺もバスケットをやっていた時は、友達と遊ぶ時間を作らずにボールばかり追いかけていたっけ。
辞めてからは勉強ばかりだったしなぁ。
高校生の間に、いろんなことをして遊ばなかった分、これから楽しもうと思う。
「それじゃ、おやすみなさい!」
教科書を大事そうに抱えて、カナコが階段を上って行ったのを見て、俺も部屋へ戻ることにした。
「おやすみなさい」
リビングで今日も残業で遅い父さんの帰りを待っている母さんにおやすみを言ってから部屋へ戻る。
机の上に置いたままになっていた携帯が、メールを受信していることを光って知らせていた。
携帯を開いてメールを確認すると相手は高橋さん。
そう言えば、バイトの面接の結果をまだ連絡していなかった。
あわててメールの返信を打つと、しばらくして電話がかかってきた。