妹の恋人[完]
「コウヘイ君、これ」
寝室から戻ってきた彼女の手には、同じ写真立てに写真が飾られていて。
高橋さんから受け取り写真を見ると、卒業式に撮った俺と高橋さんのツーショット写真だった。
「実は、同じ日に買ったんだよ」
バイトの面接の日に、面接が終わってから買いに行ったこと、店員さんに同じものですねって言われたことなどを説明して、二人でくすくすと笑いあった。
「じゃあ、私が買ったのをコウヘイ君にあげるね」
俺がプレゼントした同じ写真立てに、パソコンからプリントアウトした同じツーショット写真を入れて再び寝室に飾るという高橋さん。
「ありがとう。俺も部屋に飾るよ」
持ってきた紙袋に、高橋さんが丁寧に写真立てを入れてくれて。
卒業式の思いでなどを話したりして。
二人でお弁当を食べてコーヒーを飲んで休憩してから買い物へ出かけることにした。
マンションを出て10分くらい歩くと、可愛らしいショップの並ぶ道に出た。
平日の午後だけど、学生っぽい人からベビーカーを押したママさんまで、いろんな人が行き来していて。
寝室から戻ってきた彼女の手には、同じ写真立てに写真が飾られていて。
高橋さんから受け取り写真を見ると、卒業式に撮った俺と高橋さんのツーショット写真だった。
「実は、同じ日に買ったんだよ」
バイトの面接の日に、面接が終わってから買いに行ったこと、店員さんに同じものですねって言われたことなどを説明して、二人でくすくすと笑いあった。
「じゃあ、私が買ったのをコウヘイ君にあげるね」
俺がプレゼントした同じ写真立てに、パソコンからプリントアウトした同じツーショット写真を入れて再び寝室に飾るという高橋さん。
「ありがとう。俺も部屋に飾るよ」
持ってきた紙袋に、高橋さんが丁寧に写真立てを入れてくれて。
卒業式の思いでなどを話したりして。
二人でお弁当を食べてコーヒーを飲んで休憩してから買い物へ出かけることにした。
マンションを出て10分くらい歩くと、可愛らしいショップの並ぶ道に出た。
平日の午後だけど、学生っぽい人からベビーカーを押したママさんまで、いろんな人が行き来していて。