妹の恋人[完]
「いいよ、DVD見ようか」
ニッコリ笑って横にいるカヨちゃんの手を握り、歩き始めた。
とたんに黙ってしまったカヨちゃんをちらっと見ると真っ赤な顔をしていて俯きながら歩いていて。
カヨちゃんのマンションへ行く前にコンビニで買い物をしていくことに。
適当に買い込んでマンションへ着くと、夏休み以来のカヨちゃんの部屋は以前と特に変わった様子もなくて。
「コーヒー入れるね!座ってて」
てきぱきと動くカヨちゃんを見て、なんだか嬉しくなって顔がにやけてしまう。
ソファに座って、慣れた手つきでコーヒーをいれて戻ってくるカヨちゃんを見ていて。
「どうぞ」
差し出されたマグカップは、以前来た時にコーヒーを入れてもらった、中がハートになっているそれで。
「夏休みにつかって以来、2回目なの」
以前俺に入れてくれたコーヒーが初めて使って、それ以来使わずに置いてあったんだという。
「なんかね、恥ずかしくて使えなかったんだよね」
このマグカップを見るたびに、俺を思い出していたらしくて。
自分から俺だけを遊びに誘うこともできなくて、いつも皆で集まるのをとても楽しみにしていたんだ話してくれた。
なんだかそんな気持ちもうれしくて。
ニッコリ笑って横にいるカヨちゃんの手を握り、歩き始めた。
とたんに黙ってしまったカヨちゃんをちらっと見ると真っ赤な顔をしていて俯きながら歩いていて。
カヨちゃんのマンションへ行く前にコンビニで買い物をしていくことに。
適当に買い込んでマンションへ着くと、夏休み以来のカヨちゃんの部屋は以前と特に変わった様子もなくて。
「コーヒー入れるね!座ってて」
てきぱきと動くカヨちゃんを見て、なんだか嬉しくなって顔がにやけてしまう。
ソファに座って、慣れた手つきでコーヒーをいれて戻ってくるカヨちゃんを見ていて。
「どうぞ」
差し出されたマグカップは、以前来た時にコーヒーを入れてもらった、中がハートになっているそれで。
「夏休みにつかって以来、2回目なの」
以前俺に入れてくれたコーヒーが初めて使って、それ以来使わずに置いてあったんだという。
「なんかね、恥ずかしくて使えなかったんだよね」
このマグカップを見るたびに、俺を思い出していたらしくて。
自分から俺だけを遊びに誘うこともできなくて、いつも皆で集まるのをとても楽しみにしていたんだ話してくれた。
なんだかそんな気持ちもうれしくて。