妹の恋人[完]
ぼーっとする頭で考えていると、部屋をノックする音が聞こえて。
様子を見にきた母さんが、俺の顔を見て驚いておでこを触った。
母さんの手が冷たくて、気持ちいい。
「コウヘイ、起きれるようになったら病院へ行ったほうがいいわね」
お昼ごろに、お粥を持ってきてくれたけど食べることができなくて。
なんとかバイト先へ休むことだけ電話で伝え、そこから記憶がなくて。
ただ、ひたすら夕方まで眠っていた。
夕方、少し楽になった体を起こし、母さんに病院まで送って行ってもらって。
診断は風邪とのこと。
疲れがたまっているようだからゆっくり休養するようにと言われてしまった。
熱が平熱までに下がったのはそれから3日後のことで。
大学も塾も、ほぼ一週間お休みしてしまった。
様子を見にきた母さんが、俺の顔を見て驚いておでこを触った。
母さんの手が冷たくて、気持ちいい。
「コウヘイ、起きれるようになったら病院へ行ったほうがいいわね」
お昼ごろに、お粥を持ってきてくれたけど食べることができなくて。
なんとかバイト先へ休むことだけ電話で伝え、そこから記憶がなくて。
ただ、ひたすら夕方まで眠っていた。
夕方、少し楽になった体を起こし、母さんに病院まで送って行ってもらって。
診断は風邪とのこと。
疲れがたまっているようだからゆっくり休養するようにと言われてしまった。
熱が平熱までに下がったのはそれから3日後のことで。
大学も塾も、ほぼ一週間お休みしてしまった。