妹の恋人[完]
高校生活
入学試験が終わってから、カナコと一緒に過ごせる時間がとても長くなって幸せだった。
カナコは毎日学校から飛んで帰ってきて、俺と一緒に宿題をしたりテレビゲームをしたり。
「おにいちゃんが家にいるとうれしい」
なんて可愛いことを言ってくれる。
ああ、こうやって家で過ごすのも幸せだな。
合格発表の日。
やはり一緒に行く、と母さんに言われたけど、高橋さんと待ち合わせをしていることを伝えて一人で家を出た。
家を出る前にやはりカナコがぎゅっと抱きついてきて「大丈夫!」って力いっぱい笑ってくれて。
結果はドキドキするけど、本当に大丈夫だという気になれちゃって。
少し早目に家を出て、のんびり歩いて高校へ向かった。
途中、門で待ち合わせしたはずに高橋さんにばったり会ってしまい、そこから一緒に行くことに。
彼女もなんだか落ち着かなくて少し早目に家を出たの、と笑っていた。
のんびり話をしながら高校に着くと、すでにたくさんの人が結果を見に来ていて。
制服の業者らしい人たちが、発表を待ってそわそわしている俺たちにパンフレットを配っていたりして。
でもこれって、もし不合格だったらかなりいらないものじゃない?なんて不謹慎なことを考えちゃったりして。
カナコは毎日学校から飛んで帰ってきて、俺と一緒に宿題をしたりテレビゲームをしたり。
「おにいちゃんが家にいるとうれしい」
なんて可愛いことを言ってくれる。
ああ、こうやって家で過ごすのも幸せだな。
合格発表の日。
やはり一緒に行く、と母さんに言われたけど、高橋さんと待ち合わせをしていることを伝えて一人で家を出た。
家を出る前にやはりカナコがぎゅっと抱きついてきて「大丈夫!」って力いっぱい笑ってくれて。
結果はドキドキするけど、本当に大丈夫だという気になれちゃって。
少し早目に家を出て、のんびり歩いて高校へ向かった。
途中、門で待ち合わせしたはずに高橋さんにばったり会ってしまい、そこから一緒に行くことに。
彼女もなんだか落ち着かなくて少し早目に家を出たの、と笑っていた。
のんびり話をしながら高校に着くと、すでにたくさんの人が結果を見に来ていて。
制服の業者らしい人たちが、発表を待ってそわそわしている俺たちにパンフレットを配っていたりして。
でもこれって、もし不合格だったらかなりいらないものじゃない?なんて不謹慎なことを考えちゃったりして。