妹の恋人[完]
残念ねぇとつぶやく母さんに、なんだか複雑な気分になりつつも行ってきますと車を降りた。
「残念って・・・」
バス停でバスが来るのを待っている間、母さんの言葉が頭の中で繰り返される。
付き合っていなかったことが残念って意味だよね?相手が高橋さんだから?
よくわからないけど、付き合ってはいないし。
ただの、友達?
考えていたらバスがやってきて、あわてて乗り込む。
さすがに朝早いこともあって、すいている車内で後ろの方に座る。
流れる景色を見ながら、いつもこの景色を高橋さんは誰とみているんだろう?などと考える。
・・・メールしてみようかな。でも、朝早いから迷惑かな。
携帯電話を取り出し、メール作成画面を開く。
なんて書こう?「今日は雨だからバスで学校へ向かってます」?なんて堅苦しい?
そうこう考えながら書いては消してを繰り返しているとあっという間に学校へ着いてしまった。
あー。。。
諦めて携帯を閉じ、バスを降りる。
少し小降りになっていた雨だけど、傘はまだ必要でゆっくりと学校へ入っていく。
途中、玄関近くに高橋ワタルの姿を見つけ、走って追いかけた。
「残念って・・・」
バス停でバスが来るのを待っている間、母さんの言葉が頭の中で繰り返される。
付き合っていなかったことが残念って意味だよね?相手が高橋さんだから?
よくわからないけど、付き合ってはいないし。
ただの、友達?
考えていたらバスがやってきて、あわてて乗り込む。
さすがに朝早いこともあって、すいている車内で後ろの方に座る。
流れる景色を見ながら、いつもこの景色を高橋さんは誰とみているんだろう?などと考える。
・・・メールしてみようかな。でも、朝早いから迷惑かな。
携帯電話を取り出し、メール作成画面を開く。
なんて書こう?「今日は雨だからバスで学校へ向かってます」?なんて堅苦しい?
そうこう考えながら書いては消してを繰り返しているとあっという間に学校へ着いてしまった。
あー。。。
諦めて携帯を閉じ、バスを降りる。
少し小降りになっていた雨だけど、傘はまだ必要でゆっくりと学校へ入っていく。
途中、玄関近くに高橋ワタルの姿を見つけ、走って追いかけた。