妹の恋人[完]
前の席の相沢が、俺の電話を見て驚いていた。
普段携帯電話をあまり使わない俺が、休み時間とはいえ学校で机の上に出しているのがとても珍しいらしい。
「たまには、ね」
ふーん、と興味がないのか前を向きなおり教科書を開いている。
体育会系の体からは想像できないけど、机に向って勉強するのが好きだという相沢。
きっとテスト範囲の確認でもしているんだろう。
俺は改めてメールの作成画面にして高橋さんにメールを作る。
「こんにちは、今日はバスで来ました。一緒に帰らない?」っとこんな感じでいいんだろうか?
今日は部活がないため、珍しく早く帰れる。
確か高橋さんも塾がないはず。
悩んでも仕方がない!と思いきって送信ボタンを押す。
メールが送信されたことを確認して、携帯電話を鞄の中に片付けた。
午前の授業が終わって、お昼休みの時間。
母さんが作ってくれたお弁当を、同じくお弁当持参の相沢と教室で食べていると、鞄の中で携帯が震えたのを感じた。
「コウヘイの携帯が鳴るなんて、珍しいな」
普段携帯電話をあまり使わない俺が、休み時間とはいえ学校で机の上に出しているのがとても珍しいらしい。
「たまには、ね」
ふーん、と興味がないのか前を向きなおり教科書を開いている。
体育会系の体からは想像できないけど、机に向って勉強するのが好きだという相沢。
きっとテスト範囲の確認でもしているんだろう。
俺は改めてメールの作成画面にして高橋さんにメールを作る。
「こんにちは、今日はバスで来ました。一緒に帰らない?」っとこんな感じでいいんだろうか?
今日は部活がないため、珍しく早く帰れる。
確か高橋さんも塾がないはず。
悩んでも仕方がない!と思いきって送信ボタンを押す。
メールが送信されたことを確認して、携帯電話を鞄の中に片付けた。
午前の授業が終わって、お昼休みの時間。
母さんが作ってくれたお弁当を、同じくお弁当持参の相沢と教室で食べていると、鞄の中で携帯が震えたのを感じた。
「コウヘイの携帯が鳴るなんて、珍しいな」