もう一度逢えたなら

なんとなく






いつものようにリビングにおりて



「おはよう…お母さん」



お母さんに声をかける



「…光輝(こうき)ジャムはいちごでいい?」



いつものようにあたしの声なんて
聞こえないかのように弟の光輝に話しかける









「そんな所に突っ立ってないで
早く食べて学校いきなさい」



冷たい声で



あたしのところなんて見ずに
話すお母さん




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