僕の恋人
それなら、早い段階で入院をさせてもらった方が安全かもしれない。


ボクは青い顔をした美咲の頬に触れた。


その頬は柔らかく、まるで幼い子供のようだった。


美咲が起きたら本人とよく相談してみよう。


ボクはそう考え、美咲の横に寝転がり目を閉じたのだった。

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