僕の恋人
優しく優しく、包み込んでいく。


美咲は時折くすぐったそうに身をよじるけれど、嫌がりはしなかった。


「本当に、美咲は体が弱いんだね」


「そうだよ。こんなに簡単に崩れちゃうんだから」


美咲はぷっと頬を膨らませてそう言った。


「ごめんね。優しくするからね」


包帯を巻き終えて、美咲の額にキスをした。


さて、今日はこれからどうしようかな。
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