夜空の星は月とともに瞬く
京斗…
悠哉…
和哉…
下っ端のみんなは、何も知らないだけ。
きっと、明日には全て知ってるんだよ。
そう。明日にはわたしの居場所はない。
朝になり、またいつものように登校する。
ただ、少し違うのは、校門に入ってからも誰も話しかけてくれないこと。
下駄箱の中には、前の倍の手紙が。
《円香ちゃんが可哀想!イジメをやるなんて最低!だからお前のようなブスがあの方々と一緒にいてはダメなのよ!》
などとまあ、円香が可哀想だのなんだのかいてある手紙がたくさん。