夜空の星は月とともに瞬く




彼らには見覚えがあった。




彼らは、煌翔の下っ端たち。





しかも、私を妙に毛嫌いしていたやつだ。




消しながらも、チラッチラッとこっちを見てはニヤリと笑う。





総長の命令ってところかな。




私が傷つくとでも思ってたら大間違い。




そんなくだらないこと私に通じるわけないじゃん。





平気な顔をしている私を見て、舌打ちする下っ端。




悲しい顔でもすると思った?



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