夜空の星は月とともに瞬く
休み時間、陰口を言われながら飲み物を買おうと廊下を歩いていると、向かい側から来る6人。
奏真 悠雅 京斗 悠哉 和哉
そして、円香。
私を見つけると、冷たい目で睨んできた。
怖い。
お願い止まらないで…
こっち向かないで…
話しかけないで…
口を開かないで…
私を殴らないで…
その願いは、無惨に砕け散った。
「おい。」
低い声が響く。
「無視すんなよ。裏切り者の分際で。」