夜空の星は月とともに瞬く
第6章 成長?
はじめに絡んできたのは男3人のグループだった。



「おいおいおいおい。煌翔の元姫じゃねえかよ。こんな所にいてもいいのかい?恨みを持った奴らにやられちゃうよ?」



ニヤニヤしながら近づいてくる男達。


私は、無表情で奴らを見ている。



「生意気な目だねぇ。そういうのがむかつくんだよ!!」



いきなり殴りかかってきたのを避ける。


流石に実践は初めてだから3人相手はキツイと思う。


背後から来たパンチがお腹に入る。


立ち上がるのもきつい…


3人目が殴りかかってきた。



必死で避けて反撃する。


今度は相手に当たったものの、頬を殴られ口の中に血の味が広がる。


口の端が切れて、血が出てきたのだ。


手で、それを拭うと相手に蹴りを入れた。


1人目は倒せた。
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