夜空の星は月とともに瞬く










久しぶりにガレッジからバイクを出し、跨る。



現役を卒業してからはずっと仕事が忙しくて乗っていなかった。



もちろん後輩共のところにもいく暇がなかったしな。


でも今日は理帆の様子を見に行くために、アポ無し訪問dayにした。



今から煌翔の倉庫に行く。


どうして理帆が喧嘩を教えて欲しいなんて言ってきたのかを突き止めなきゃな。


俺の家からバイクを走らせて20分くらいのところに倉庫はある。


大きな扉の横にあるドアからこっそりと入る。


俺に気がついた奴らはエッと声を上げて見てくる。



「よう。」

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