夜空の星は月とともに瞬く
「何かあったのか?」
「そっ…それは…」
笑いながら言うと、気まずそうな雰囲気の空気が漂い始めた。
「なんだ?お前ら喧嘩したのか?」
「いえ!そういう訳ではなくて…」
「円香。下行ってろ。」
「え…うん。」
あの女…円香って言うのか…
それにしてもこいつが原因で喧嘩したんじゃねぇのか?
奏真が浮気したァとかいう感じで怒ってたんじゃねえの?
なんだよ…心配することなかったじゃねぇか。
「円香だっけ?誰の彼女?」
「俺っすよ。」
「…は?」