夜空の星は月とともに瞬く




「理帆!冗談はやめろ!お前だけじゃコイツらには勝てない!」



『私は私なりに努力をしてきた。例えそれが誰かを傷つけるようなものであったとしても、目的果たす。』



「宗一郎さん。あいつの目は本気ですよ。」



「知ってる!!だからこそ止めようとしてるんだよ!」



『なんで止める必要があるの?』



「俺の大事な後輩に人殺しになって欲しくないし、理帆がいなくなるのは嫌なんだよ!もう誰かを失うのは嫌なんだ!!」



大声で叫ぶ宗一郎。



『じゃあ私のことを大切と思わなければいいんじゃない?』



悲しそうな声で返す理帆。



「宗一郎…さん…」



和哉がきりだした。
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