夜空の星は月とともに瞬く




「何これッ!私こんなの知らないッ!!」



音声を遮って円香が叫ぶ。



『じゃあ何?私が偽ったって言いたいわけ?』



イラッとした為に聞く。



「そうよ!私は何もしてないもの!イジメてたのは理帆ちゃんでしょ!!」



まだそのネタを通すか。



『そう…みんなも認めないようね。』



現幹部を見渡す。



「今の技術があれば何でもできるからな。」



代表して奏真が言う。



双子は真顔で何も言わない。



悠雅は引きつった顔で私を見ている。

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