夜空の星は月とともに瞬く
残念なイケメンかもしれない…
『なんでそんな事しなきゃいけないのよ。』
「俺が思ったから?」
『そこは疑問形なのね。』
「とりあえず、呼んでみろよ。」
『てっぺーくん』
「徹平だ!てっぺーってなんだよおい。」
『いいんじゃない?それくらいマヌケの方があなたにはあってるし?』
ポーカーフェイスを崩さないで…
「いい度胸してんじゃねぇか。今から煌翔の奴らこの病室に連れてきてやろうか?」
『死ね。』
流石に殺意が沸くわ。何様だよ全く。
「んで?お前は何をやらかしたんだ?」
『別に。ただ濡れ衣着せられて追い出されたから後悔させてやろうと思って自殺未遂しただけだけど?』
「自分の命をなんだと思ってるんだよお前は…」
『過ちを正すための道具。』