夜空の星は月とともに瞬く


「即答かよ。…よっぽど好きだったんだな。煌翔のこと。」


『そりゃそうでしょ。入学して初めての友達だったんだから。』


「…ん?お前彼氏か誰かが煌翔にいたんじゃねぇの?」


『いや?全員友達(仲間)だったけど?』


「そんなの聞いてねぇよ!?」



本気で驚いている顔をしている若月…じゃなくて徹平。



『んで?あんたはいつまでここにいるつもりな訳?』


「んーそうだなぁ〜これから毎日来てやるよ。俺はヤサシイからな。」


『私の身の安全と心の安心のためにも来るな。』


「はい。無理デース。」


わざとイライラさせようとしているのがわかってムカつく!



『病人の心と身体の安心を守れー』


「お前病人じゃねぇだろ。怪我人だろ。」


『心の病気ですぅ』


「じゃあいる所はここじゃねぇよな?」


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