夜空の星は月とともに瞬く

円香は無言で私を見上げる。




「どうしたのじゃねぇだろ。」




総長である奏真が言った。





「お前がやったんやろ?あの女たちに命令してやったんやろう。」





恨めしそうに言う京斗。





「わ、私…」





少しオドオドしながら言う円香。





「落ち着いて。素直に話してくれていいんだよ。」





悠雅が優しく笑いかける。円香に。




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