夜空の星は月とともに瞬く
家に突然届いた荷物に、ビックリする宗一郎。



手紙を読むと、あの時の顔を思い出させるような事ばかり書いてあった。




「悩んでたなら、言ってくれよ…」





少しは力になれたかもしれないのに…と付け足す。


いつから道を間違えたのか。


なぜ、こんなにも理帆が傷つかなくてはいけなかったのか。


せめて、理帆に会うことが出来れば…


そう思う毎日を過ごしていた。


そんなある日、突然医者から言われた。



「御本人の意見で、あなた方に面会許可が降りました。」


「本当ですか!?」


病院に後輩達と通いつめること1ヶ月。



やっと、理帆に会うことができるのだ。



「理帆!!」



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