夜空の星は月とともに瞬く
慌ただしく理帆の病室に入ると、ベットで上半身だけ起こしていた。
「理帆…ごめん。」
宗一郎が皆を代表して言う。
『悪いのはそーさんじゃない。』
静かに言い放つ。宗一郎たちからは、理帆の表情は全くと言っていいほど見えない。
「私が…私が悪いの!私のせいで!」
何かを決意したような表情の円香。
『違うよ。』
「な、何が違うの!?」
予想外の返答に困る円香。
『悪いのは、私。謝らなきゃイケナイのも私。傷つけちゃったのも、私だから。』
ポツポツと話す理帆。相変わらず表情が見えないため、どんな顔をしているのかわからない。
「それは違う。俺らが傷ついたのは、当然のこと。だって、お前の方が傷ついたんだから。」
「理帆…ごめん。」
宗一郎が皆を代表して言う。
『悪いのはそーさんじゃない。』
静かに言い放つ。宗一郎たちからは、理帆の表情は全くと言っていいほど見えない。
「私が…私が悪いの!私のせいで!」
何かを決意したような表情の円香。
『違うよ。』
「な、何が違うの!?」
予想外の返答に困る円香。
『悪いのは、私。謝らなきゃイケナイのも私。傷つけちゃったのも、私だから。』
ポツポツと話す理帆。相変わらず表情が見えないため、どんな顔をしているのかわからない。
「それは違う。俺らが傷ついたのは、当然のこと。だって、お前の方が傷ついたんだから。」